札幌市では,参院本会議で可決される前から,平成25年3月31日まで
実施することを発表していました.
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(札幌市のホームページより)
ヒブと肺炎球菌ワクチンの接種は,従来通りですから問題ないでしょう.
対象は,生後2か月から5歳未満(5歳の誕生日の前日まで)の乳幼児.
これらの細菌が由来の髄膜炎の発生頻度は,生後6ヵ月から1歳がピークです.
可能であれば,生後6か月までに3回目の接種を終えているのが理想です.
参考に以下のページをご覧ください.
(子どもと肺炎球菌.jpより)
ヒブは,国立感染症研究所の感染症情報センターの
Hib(インフルエンザ菌b型)侵襲性感染症とHibワクチンの図2をみると
0歳児がピークで,徐々に発症数は低下しています.
月齢でみると(図3),生後2カ月から増えています.
肺炎球菌は,子どもと肺炎球菌.jp の「かかりやすい年齢は?」によると
1歳がピークになっています.
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![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=300x10000:format=jpg/path/s3b2621c45e75c1bf/image/i1c22c87c49e596df/version/1328848430/image.jpg)
そして,子宮頸がん予防のワクチンの対象者は,
【平成24年度】 平成24年4月1日~平成25年3月31日
中学1年生から高校2年生※の年齢に相当する女子
(平成7年4月2日~平成12年4月1日生まれの女子)
※ 高校2年生の年齢に当たる方(平成7年4月2日~平成8年4月1日生まれ)は,
平成24年3月31日までに初回を接種した方に限り,札幌市の無料接種事業の
対象です.(平成23年度にワクチン供給不足が生じたことによる特例措置のため)
昨年9月末までに1回目の接種できなかった現高校2年生の方も,3月末までに
接種できれば,3回分の接種が助成されます.
先日,講演会で知ったのですが,札幌市の子宮頸がん予防ワクチンの
接種率が思っていたよりも高かったのには驚きました.
性交渉が始まる前に,接種することが大事です.
もちろん当院では,ヒブ,肺炎球菌ワクチン,子宮頸がん予防ワクチンの
接種をおこなっています.
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