札幌市の感染症発生動向 第40週

こんばんは,いし胃腸科内科の松原央です.

 

今日も,昨日に引き続きインフルエンザの情報です.

 

札幌市衛生研究所はご存知でしょうか?

 

名前の通り,役割のひとつに「保健衛生情報の収集・解析・提供」があります.

 

衛生研究所では,『札幌市の感染症発生動向』で市内の感染症情報を

 

毎週更新しており,とても参考になるページを作成しております.

 

例えば,トップには報告している週のまとめが記載されています.

 

40週では,手足口病の定点医療機関あたりの患者報告数が1.76で,

 

感染性胃腸炎(同2.08),A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(同1.97)でした.

 

定点医療機関あたりの患者報告数が1.0を超えると流行開始,

 

1.0を切ると流行終息と判断します.

 

ですので,40週では上記の3疾患が流行していることになります.

 

それではインフルエンザの流行はどうでしょう?

 

中央区 北区 東区 白石区 厚別区 豊平区 清田区 南区 西区 手稲区 合 計
35 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
36 0 0 0 0 0 3 0 0 0 0 3
37 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
38 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
39 9 1 0 0 0 0 0 0 0 0 10
40 10 1 0 4 0 2 0 0 1 1 19

 

第40週は,2010/10/4~2010/10/10です.

 

先々週までのインフルエンザ患者数です.中央区,白石区が多いですね.

 

札幌市のインフルエンザの定点は56ですから,合計で56を超えなければ,

 

1.0を超えません.しかし,40週で19人の患者数ですから0.34.

 

先週は市内のある園で,学級閉鎖になったと聞きましたので,

 

もう少し増えているのではないでしょうか?

 

更新されるのは毎週金曜日ですから,明日のデータが気になります.

 

みなさん,予防接種はもうお済みでしょうか?

 

インフルエンザだけでなく,他の流行している疾患にも注意してくださいね.

 

 

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【追記】

10月22日の北海道新聞より

札幌市保健所が21日,市内の4~5歳の男児3人からA香港型

インフルエンザウィルスを検出したと発表した.

3人は7日に市内の同じ医療機関を受診し,簡易検査でいずれも

A型陽性と判定され,市衛生研究所が検体を調べ,検出した.

 

まさに第40週に報告された患者さんですね.

 

 

  (同1.97)(同1.97)