あせも・汗疹・あせも水

こんばんは,いし胃腸科内科の松原央です.

 

暑かったり,寒かったりのおかしな天気が続いていますね.

 

今日は,”汗疹(あせも)”についてです.

 

上のイラストは,

NIHのMedlinePlusCENTERCARE Health Systemからです.

 

 

夏場に,乳幼児に多く発症する病気です.

 

多量に汗をかいた後に,汗の出口が詰まったことが原因です.

 

水晶様汗疹は小さな水疱(すいほう)ができます.

かゆみや痛みなどの自覚症状はありません.

 

紅色汗疹は赤い発疹が多発し,かゆみや痛みを伴います.

 

深在性汗疹は扁平の丘疹が多発します.

発疹のある部位は汗が出なくなっているので,

体温調節能力が低下し,熱中症の注意が必要です.

 

また,汗疹に細菌感染が加わると膿疱性汗疹になり,

さらに悪化すると伝染性膿痂疹(とびひ)になることがあります.

 

治療は,

水晶様汗疹は自然に治ります.

紅色汗疹はあせも水や,時にステロイドクリームの外用.

深在性汗疹は,涼しい環境で生活してもらいます.

膿疱性汗疹では抗生剤の投与が必要です.

 

ここで登場した【あせも水】!

インターネットで調べると,いろいろな組成が出てきます.

各病院や薬局で,試行錯誤で作られたものだと思います.

 

当院でも,あせも水の調剤を考えました.

 

気になる子どもへの使用感は... 

 ひんやり感が気持ちいい~ とのことです.

 

特に,紅色汗疹でかゆみが強いものは自分で掻くことで増悪しますので,

あせも水でかゆみを抑えてあげると,悪化の予防が期待できます.

 

みなさんのかかりつけの医院でも,自分で調剤したものや

医薬品として処方できるものを扱っていると思いますので,

尋ねてみてはいかがでしょう?

 

もちろん,【いし胃腸科内科特製のあせも水】がお勧めです!

 

 

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