思春期の「うつ」がよくわかる本

こんばんは,いし胃腸科内科の小児科医の松原央です.

 

今日は,本の紹介です.

 

思春期の「うつ」がよくわかる本


 

国立成育医療センターの笠原麻里先生が書かれたものです.

 

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講談社のページより

 

【主なポイント】

●思春期の「うつ」は、行動にあらわれやすい

●「うつ」の基本症状は大人と共通。周辺症状は十人十色

●うつ病以外にも「うつ」をまねく病気がある

●心のつまずきに発達障害がひそむことも

●治療の基本は、休養・薬物療法・精神療法の三本柱

●回復への第一歩はなにもしないこと

●病名を伝えるかどうかは臨機応変に判断する

●自殺のサインを見逃さない。「死にたい」という気持ちを真剣に受け止める

 

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非常にわかりやすく書かれています.

 

うつは,心の風邪です.

 

身体症状としては,

  眠れない

  起きられない

  夜中に目が覚める

  食欲がない

  朝は元気がないが,昼から元気になる

  一日中だるさが続く

 

精神症状は,

  ゆううつな気分が続く

  面白い,楽しいと感じない

  やる気が出ない

  考え事や集中ができない

 

周辺症状には,

  家庭内暴力

  食事をしない

  食べても吐いてしまう

  学校に行けなくなる

  反社会的行為

 

思春期のうつには様々症状が現れます.

 

これらの症状でお悩みの方は,一度読んでみてはいかがでしょうか?

 

 

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